住宅メーカー営業、インテリアデザイナー、心理カウンセラーを経て現職。「もっとラクに、自分らしく生きる暮らし」をテーマに、こころと空間を整えるサポートを行う。13年以上・1万件以上の心理カウンセリング経験を活かし、価値観やゴールを明確にしながら無意識の領域から整え、生き方そのものをオーガナイズする。自己実現やライフステージのシフトを後押しすることに定評がある。海老名市在住、夫と2人の息子、犬と暮らす。
プロフィール
出身地 | 岩手県一関市 |
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出身校 | 中央大学経済学部卒業のち、住宅メーカーを経てアメリカ芸術大学インテリアデザイン学部入学・卒業 |
誕生日 | 8月6日 平和の記念日 |
利き脳 | 右右脳 |
資格 | ・一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会認定ライフオーガナイザー® ・メンタルオーガナイザー ・片付け脳力トレーナー ・インテリアデザイナー (米国大卒 Bachelor of Arts ) ・全米NLP協会認定NLPプラクティショナー ・全米催眠療法協会マスターヒプノセラピスト ・日本心理療法協会心理カウンセラー ・アシュタール公認ARP®ティーチャー ・レイキティーチャー ・アクセスバーズ®プラクティショナー |
趣味 | カフェめぐり ヨガ 犬と遊ぶ 旅行 |
これは自慢だ | いろいろな国の言葉を話す |
休日の過ごし方 | キャンピングカーで各所巡り 愛犬(トイプードル)と遊ぶ 海外旅行 |
抱えていた人生から一度目の人生逆転のチャンス
私はこれまで心理カウンセラーとして心療内科で12年間勤務し、累計10,000件以上のカウンセリングを担当してきました。うつ病や発達障害、統合失調症などの方々が抱える葛藤や人間関係の生きづらさに寄り添い、傾聴と共感を大切にしながら、私自身の経験を踏まえた人生を変えるスキルをお伝えしてきました。
しかし、私自身も子育てが始まった頃に産後うつを発症しました。機能不全な家庭で育ち、14歳で交通事故に遭って瀕死となり、その後も虚弱体質を抱えていた私は、気力や両親や周囲の期待に答えるように困難を乗り越えてきましたが、出産と育児は想像以上に過酷でした。他の母親が普通にできることができず、愛情表現にも抵抗があり、自己嫌悪や罪悪感に苛まれました。体調はさらに悪化し、病院通いを続けても診断は自律神経の乱れや疲労など。抗不安薬や睡眠剤をを処方されても負のスパイラルから抜け出せず、子育ては苦痛の連続でした。
そんなとき、ある心理療法に出会いました。カウンセラーの先生との対話で、長年の問題が次々と解けていき、「悩んだ経験こそが宝だった」と心から思えるようになったのです。その体験がきっかけで、「悩んだからこそ人の気持ちがわかる。私の経験を活かして誰かの人生に希望の種をまきたい」と感じ、インテリアデザイナーから心理カウンセラーへと転身する決意をしました。
人生最大の挫折と困難期
当時小学生と幼稚園の2児の母親として、子育てと家事に追われながらも、心療内科で心理カウンセラーとして勤務、資格取得そして起業にも挑戦してきました。家事も子育ても手を抜きたくない完璧主義を求めるあまり、常に「やらなければいけないこと」に追われ「やりたいこと」は後回し。忙しさと焦りが繰り返される不安の毎日でした。
その頃、周囲には小さな子どもがいるのに、時間管理が上手で、仕事も着実にステップアップ。夫婦で協力して子育てし子供の進路も順調に決まっていく・・・そんなママたちがいました。私はそんな姿と自分を比べ、「どうして自分にはできないのだろう」と劣等感に苛まれ、ますますイライラを募らせるばかり。
転機はライフオーガナイズとの出会い
カウンセリングを重ねる中で、生きづらさを抱える女性には共通点があることに気づきました。それは、古い価値観や教育に縛られ「こうしなければならない」という思考から抜け出せず、自分らしく生きられないことです。本来は頑張り屋で周囲への配慮にあふれた素敵な人なのに、自分を犠牲にしてしまうのです。もれなく私もそうでした。思えば私の母もワーキングマザーとして家事や子育てに追われ、心の不調を抱えていたころ家はひどく荒れていました。
多くの女性が「片づけられない」「ちゃんときれいにしなければ」と悩みますが、それは単なるモノや収納の問題ではなく、心が「苦しみの状態」にあることの表れだったのです。その背景には日本の教育や価値観が、それを美徳と教えてきたことも大きく関係しています。
そんな私に転機をもたらしたのがライフオーガナイズとの出会いでした。「思考の整理から始める片づけ」「価値観を明確にして自分らしく生きる」という考え方は、まさにカウンセリングで行ってきた「脳のプログラムの書き換え」に、「環境を整える」という実践を加えたものです。心理療法だけでは行動に移せない人も多いですが、空間を整えることで無意識からインプットされる情報や意識が変わり、結果、思考や価値観、そして人生そのものが変わりやすくなる。ライフオーガナイズは、そのために非常に効果的な方法なのです。そして何よりも驚いたことは私が今まで携わってきた空間と心理に共通項があり、それがライフオーガナイズとして体系化されていることでした。これは天職だと確信したのです。
人生が180度変わった時の、驚きと笑顔の瞬間が私の幸せ
Life Design Lab.という名前には、「暮らしや人生を自分らしくデザインし、そのしくみやスキルを実験しながら、ありたい姿へアップデートしていく」という思いを込めています。私の使命は、過去の私のように「私なんて…」が口癖の女性が、こころと空間を整え、もっとラクに自分らしい生き方を実現できるよう伴走することです。そのために「しくみ」と「スキル」をお伝えし、無意識や思考の習慣を変化させながら人生の変容をサポートしています。
無意識のプログラムを根本から見直し書き換えると同時に、ライフオーガナイズのしくみを活用して実際の片づけを進めることで、思考の整理や行動のパターンが変わります。さらに環境を最適化することで、新しい習慣が自然と身につき、幸せの循環が生まれていきます。
私は、女性の笑顔は家族の太陽であり、社会や世界をも明るく照らす力があると信じています。クライアントの方から「片づけだけでなく、生き方そのものが変わった」と笑顔で言っていただけることが、私の最大の喜びであり原動力です。
そして今はまだ道半ばですが、インドのグルから学んでいる「美しい意識状態」を広め、「悟った片づけ」を提供する準備を進めています。これまでの経験と学びの集大成として、さらに精進し続けています。