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【ブログ】あきの気ままに生きさせてッ!Vol.81

嫌なことを考え出したら、ぐるぐるとマイナス思考にハマってしまって抜け出すことができなくなること、ありませんか?
今回はそんな方へ、MOL(メンタルライフオーガナイザー)の定期勉強会で学んだ内容をシェアです。

MLO(メンタルライフオーガナイザー)とは

メンタルオーガナイザーとは、ライフオーガナイズの考え方をもとに開発された「メンタルオーガナイズツール(ワークシート)」を使って、頭と心の整理をサポートする資格です。

 今回の勉強会は、このメンタルオーガナイザー講座のプロデューサーである渡邉奈都子先生を中心に開催されました。渡邉先生は協会のディレクターであり本部スタッフでもある、心理カウンセリング業界のプロフェッショナルです。現場経験と協会運営の両方を知る立場から、実践的な内容を教えていただきました。筆者自身もメンタルライフオーガナイザープロ(MLO)として、臨床現場でのカウンセラーの経験を活かしながら講座を開催しています。



今回の勉強会のテーマは「ネガティブと上手く付き合うには?」でした。

1日約6万回思考すると言われている私たちは、その8割をネガティブな思考に使っていると言われています。
それでは、どのようにして、そのネガティブ思考とヘルシーに付き合っていけるのでしょうか?!


こんなマイナス思考でぐるぐる悩んでいませんか?



  • 「あの時ああ言わなければよかった」
  • 「私ってダメだなぁ、もっとちゃんとやらなきゃ」
  • 「どうして同じ嫌なことを繰り返してしまうのだろう」

 


そんなこと、ありませんか?
私はよくありました。
そのまま夜も寝れなくなったりして。

こうした状態を心理学では「反芻(はんすう)」と呼びます。


胃袋が5つある牛が一度飲み込んだ食べ物を口に戻してもう一度噛むように、同じ考えを何度も「噛み直す」ことからこう呼ばれています。




完璧主義とネガティブ思考の悪循環


反芻の背景には、しばしば「欠乏感から生まれる完璧主義」が隠れています。


「ちゃんとできていない自分はダメだ」


という考えは、自分への批判だけでなく、知らないうちに他人への批判にもつながっていきます。


もっとこうすればいいのに・・・」

「なぜできないんだろう・・・」


という気持ちが、自分にも周りの人にも向いてしまうのです。

これではストレスが溜まる一方で、穏やかではありませんね。




子育てで自分にも子どもにも「完璧」を課してしまう 


振り返れば、私自身の子育て中の方によく見られるパターンがありました。


「ポジティブで前向きな親でありたい!」

「子どもにもしっかりした子になってほしい!」


そんな思いが強すぎると、厳しいルールや「こうあるべき」という義務を、自分にも子どもにも完璧に課してしまう。
良かれと思ってやっていることが、実は自分と子ども双方を追い詰めてしまう。
ただ、ありのままを愛してあげればいいだけなのですが・・・。

——この構造は、片付けの現場でもメンタルケアの現場でも驚くほど共通しています。



ぐるぐる思考(反芻)から抜け出す考え方



反芻と内省


反芻は、同じ後悔や不安を繰り返す「ネガティブなぐるぐる思考」です。
このぐるぐる思考から抜け出す方法があるとしたら??
「え、抜け出せるの?」と思う方も多いと思いますが、実体験やカウンセリングのお話を聞いているとあるな、と実感しています。

ぐるぐる思考から抜け出すと、内省へと移ります。
    「なぜそう感じたのか]
「これから何を大事にしたいか」

自分自身を見つめ、気づき、次の行動につなげる思考です。





内省への入り口は「セルフコンパッション」



この反芻から内省へ切り替えるための入り口として、勉強会で紹介されたのが「セルフコンパッション(自分への思いやり)」という考え方です。

セルフコンパッションを実践する3つのステップ


ステップ1:自分に優しくする

失敗した自分を責めるのではなく、大切な友人にかけるような言葉を自分自身にもかけます。

「ダメだった」ではなく「よく頑張ったね!」「すごいね!」という視点です。


ステップ2:不完全さ・揺らぎを「みんな同じ」と認める

「完璧な人間なんていない」「揺らぐのも、欠けているところがあるのも、人として当たり前」と認めます。

自分だけが特別にダメなのではなく、誰もが同じように不完全であることを思い出します。


ステップ3:マインドフルネスで「今」に意識を向ける

過去の後悔や未来の不安ではなく、「今、ここ」に意識を向けます。呼吸や身体の感覚に注意を戻すことで、ぐるぐる思考から距離を置くことができます。


5人のクライアントさんに伝えてみて起きた変化





勉強会で学んだこの「反芻から抜け出す方法」を、
その後のカウンセリングで早速に8人のクライアントさんにお伝えしました。

マイナス思考にハマってしまっている時は、どうしても視野が狭くなっています。

そんなクライアントさんにとって「出口がある」という言葉は、暗闇の中で光の差した行き先があるような感覚でした。
目つきが変わり、輝き始めたのが印象的でした。内容にもうなづきながら納得されてた様子でした。

マイナス思考がぐるぐると回り続けるというのは苦しいものです。

より生きやすい方法があることを引き続きお伝えいしていきたいと思います。


知っておきたい注意点・できないこと


セルフコンパッションはすべての方にすぐ効果が出る万能な方法ではありません。
特に、幼少期にネグレクトや虐待など強いトラウマを抱えている方の場合、自分に優しくする練習が逆に強い抵抗感や苦しさにつながることがあります。
こうしたケースでは、ワークを単独で進めるのではなく、トラウマケアの専門知識を持つ医療機関や専門カウンセラーと連携しながら進めることが必要になるので、専門家へご相談ください。


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