マインドフルネスとしての片づけの力
そんな経験はありませんか。
実は片づけは、マインドフルネスや瞑想とよく似た働きを持っていると言われています。
今回は、片付けが心や思考にまで影響を与える力についてお伝えしたいと思います。
マインドフルネスとDMNの関係
東京マインドフルネスセンターで「マインドフルネスストレス低減法」を学んでいたことがあります。
マインドフルネスは、数千年の歴史を持つ瞑想に由来する考え方で、
「今この瞬間」に意識を向けることを大切にします。
一方、私たちの脳には「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」と呼ばれる状態があります。
DMNは、脳が無意識に活発になる脳のネットワークの働きで、ぼーっとしている時や、何にも意識を向けていない時に活性化するそうです。
それが過剰に活動すると、過去の後悔や未来への不安など、雑念が次々と浮かぶ原因とも言われています。
このDMN思考が止まらず、ぐるぐるとネガティブな考えに支配されがちになります(反芻思考)。
しかもDMNは、60〜80%と脳のエネルギーの多くを消費するため、知らないうちに心も脳も疲れてしまうのです。
片づけが「今ここ」に戻してくれる理由
では、なぜ片づけをすると心が軽くなるのでしょうか。
それは、片づけに集中している時間が、
自然とマインドフルネスの状態に近づいているからだと考えられます。
マインドフルネスの状態とは過去や未来から離れて今に在ることで
「脳が休息している状態」と言われています。
例えば、何かに夢中になっているとき、
時間があっという間に過ぎ、余計なことを考えていない感覚になることがあります。
片づけも同じで、目の前のモノと向き合い、手を動かすことで意識が「今ここ」に戻り、DMNによる雑念から一時的に離れることができるのです。
ライフオーガナイズがもたらす心の整理

ライフオーガナイズでは、ただモノを減らすのではなく、「自分にとって何が大切か」を考えることを重視します。このプロセスは、思考や感情を整理する時間そのものです。