「捨てる+ミニマリズム・ときめき=物を厳選し片付ける」
といったアプローチが主流でした。
確かに、ものの量が減れば空間は一時的にすっきりします。
しかし、その方法がすべての人にとって有効とは限りません。
「収納術+収納用品=物を物で片付ける」は
足し算の片づけです。
ライフオーガナイズを知らなかった当初、ものが増えるとよく無印良品で収納用品を購入したり、100円ショップに足を運んだりして工夫して収納していました。
ですが、ろくに採寸もせずに買い足した収納は
キレイに収まりきらず、結局、我が家に合わなかった収納ボックスをいくつも捨てることに・・・。
「捨てる+ミニマリスト・ときめき」は
引き算の片付けです。
「これは必要か、不要か」
「いつか使うかもしれない」
「高かったからもったいない」
繰り返していると心が疲れてしまい、片づけそのものが苦痛になることも少なくありません。
また、無理に手放した結果、後悔や罪悪感が残り、リバウンドしてしまうケースも多く見られます。
「どう暮らしたいのか」といった本質的な部分が置き去りにされがちです。
空間は一時的に整っても根本的な解決とは言えません。
従来の方法でうまくいく人は、その方法が合っているのであえて変える必要はないと思います。
捨てることから始めない片づけでは、いきなり空間やものを整理するのではなく、人を主役にバランスよく考えます。
まず「思考」や「感情」を整理することを大切にし、人に合わせて物を選び、空間を整える方法です。
これは「足し算」でもなく「引き算」でもなく
「かけ算」の片付けです。
「何を捨てるか」ではなく、
◾️「自分はどんな暮らしをしたいのか」
◾️「何を大切にして生きたいのか」
といった価値観を明確にするところからスタートします。
思考や感情が整理されることで、ものとの向き合い方も自然と変わっていきます。
片づけがうまくいかない原因は、必ずしも「ものの量」だけではありません。
使う場所としまう場所が合っていない、動線に無理がある、管理方法が自分に合っていないなど、仕組みの問題であることも多くあります。
思考や行動の癖を見直さずに、ものだけを減らしても、暮らしは整いません。
「使う場所としまう場所の選択」「動線の見直し」
「管理方法が合ってない」
このような点も含めて、ライフオーガナイズでは
利き脳や特性などで、その人が無理なくラクに片付けられる仕組みを提案しています。
納得して選択、片付けられた結果として、
空間だけでなく心にも余白が生まれ、
暮らし全体がより楽で生きやすいものへと変わっていくのです。