【JALOカレ】ACP/人生会議を学んで
Vol.96 あきの気ままに生きさせてッ!
ACPは「その人が大切にしていること」を一緒に探す時間

9月25日、毎月恒例のJALOカレッジまちのケアナース代表・藪内加奈子さん(看護師)の講座「クライアントの"その先"に寄り添うために〜ACP×ライフオーガナイズ実践講座〜」に参加しました。
ACP/人生会議ってなに?
ACP「アドバンス・ケア・プランニング」
ACP「Advanced Care Plannning」/人生会議
もしもの時のために、自分が望む医療やケアについて前もって考え、家族や医療チームと繰り返し話し合って共有する取り組み

私なりにお話を聞いていて感じた、その中心にあるのが、
ことなのではないかということ。
実は、一昨年から実家の片づけを続けていています。
片づけを始めるその前に、「こんな自分になりたい」という夢や、片付けの最中に母が「こうしたい」と断片的に話してくれたことがありました。だから、ACP/人生会議のようなスタートを切れたのですが、ここまでの道のりが長かったのです。
私と母は長い間確執があり、お互いを避けて生活を営んでいました。そのわだかまりが解けたのは、ほんの数年前。
思い出の品を片手に片付けたり、大切なことは書いて残したいと話す母を見ながら、やっと親子らしい会話ができるようになったと胸が熱くなりました。
私が見つけた3つの共通点
ACPとライフオーガナイズ・カウンセリングの共通点
・ライフオーガナイズ:片づけをしながら、物だけでなく価値観の整理をする
「これは本当に大切?」と問いかけるうちに、その人がどんな暮らしを望んでいるのかが見えてくる
・心理カウンセリング:傾聴やワークを通じてその方のアイデンティティを一緒に見つけていく
「その人らしさ、大切にしていること」を伺ううちに解決の糸口が見えてくる
・ACP:自分が望む医療やケアについて前もって考え家族や医療チームと繰り返し話しあう
もしばなカードも「大切なこと」を見つける作業
講座では「もしばなゲーム」も体験しました。
もしもの時に大切にしたいことを、カードを選びながら考えていく対話ツールです。
私が選んだのは
「誰かの役に立てる」
「人との温かいつながりがある」
「神が共にいて平安である」
といった、つながりや愛を感じるカードでした。
実は、私は14歳の時、交通事故で瀕死の状態から奇跡的に生還しています。
その経験が、カード選びに表れていたのだと思います。
もしばなカードも、「自分の大切なこと」を見つけるための作業なんですね。
片づけは「もしも」の話の入り口になる
私が若干20歳の時、父が急に脳梗塞で倒れて寝たきりになりましたが、あの時にACPを知っていたら、と思います。
だからこの講座の学びは人ごとではなく、自分ごとでした。
いきなり「もしもの時はどうしたい?」と率直に両親には聞きにくいものです。
ですが、関係性、普段からの何気ない雑談、そして機会があれば実家の片づけを手伝うなどして大切なものを見つけていく作業ができたら幸いですね。
あなたが「これだけは大切にしたい」と思うことは何ですか?
一度、身近な誰かと話してみませんか?
