「これが正解」を手放す方法②
【ブログ】Vol.86 あきの気ままに生きさせてッ!
「正しい片づけ」に疲れていませんか?
「収納は"なるべく持たない"のが正解」
- 「一年着なかった服は手放すのが正解」
- 「必要最小限の物で豊かに暮らすのが正解」
——片づけの本やSNSを開くと、そんな"正解"がいくつも並んでいます。
ミニマリストが流行り始めている昨今、どれももっともらしく見えて、
その通りにできない自分に、心の中でバツをつけてしまう。
そんな経験はありませんか?
きちんとしたい、ちゃんとやりたい。その気持ちはとても大切です。
でも「正しくやらなきゃ」という思いが強くなりすぎると、
片づけはいつのまにか"テストの答え合わせ"のようになり、
始める前から気が重くなってしまいます。
私たちは「正解を選ぶ」ことに慣れている

考えてみると、私たちは小さな頃から
「用意された選択肢の中から正解を選ぶ練習」
をたくさん重ねてきました。
だからつい、暮らしにも唯一の正解があるはずだと感じます。
けれど暮らしは、人の数だけ形があります。
身長も、家族構成も、一日のうちで疲れやすい時間帯も違う。
誰かにとってのベストが、あなたにとってのベストとは限りません。
むしろ「こうすべき」という思い込みが強い人ほど、
片づけの途中で「これで合っているのかな」と手が止まりやすくなります。
ライフオーガナイズの片づけはかけ算
従来型の代表的な片づけ方法
・捨てる+ミニマリスト・ときめき=モノを厳選し片付けようとする引き算の片づけ
ライフオーガナイズの片づけの考え方
・モノや空間に合わせて着目するのではなく「人を主役」にバランスよく考える
=人に合わせて物を選び、空間を整えるかけ算の片づけ
捨てるから始めない
ライフオーガナイズは、モノを減らすためのテクニックではありません。
「あなたはどう暮らしたいか」を先に置いて、
そこから逆算して仕組みをつくっていく考え方です。
もちろん、従来型でうまくいく人はそれが合っているのでその方法をおすすめします。
正解を当てにいくのではなく、自分にとっての正解を、自分で決めていく、
主導権はあなたにある、そんなライフオーガナイズの考え方が私はとても気に入っています。
定番ルールよりあなたらしい暮らし

そこで
「冷蔵庫を家族のメンバーごとに仕分け、上段は背の高い夫と息子用。」
に変えてみたところ、
冷蔵庫を開くたびに感じていた小さなストレスがとけて、開くのが楽しくなったそう。
定番のルールよりも、その方の体と暮らしのほうが正しかった。
片づけの現場では、こういうことがよく起きます。
今日の小さなワーク
1. いま「こうすべき」と思っている片づけのルールを、ひとつ書き出してみてください。
2. その横に「私は本当はどうしたい?」と書いて、思いついた答えを一行だけ書き添えます。
ふたつの言葉がズレていたら、それはあなたの暮らしが「あなたのやり方」を待っているサインかもしれません。
片づけに"みんなの正解"はあっても、"あなたの正解"はあなたにしか作れません。
まずはルールをひとつ、自分サイズに置き換えるところから。
今日からできる小さな一歩を、一緒に見つけていきませんか?
参考文献 「ライフオーガナイザー®2級資格認定講座公式テキスト]. 一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会. 2021年5月30日4版