子育てがひと段落して、
仕事もある程度の節目を迎えた。
やっと落ち着けるはずなのに、
ふとした瞬間に心の中が
ぽっかり空いているような
そんな感覚に襲われることはありませんか?
何かを失ったわけではないけれど、
何かが足りない。
忙しかった日々の中で
自分のことを後回しにしてきた分、
今になって
「私って何が好きだったっけ?」
「これからどんなふうに
暮らしたいんだろう?」
と、立ち止まってしまう——。
実はそれ、
人生のリスタートの合図かもしれません。
そんなときに出会ってほしいのが、
「ライフオーガナイズ」
という考え方です。
思考の整理からはじめる
“暮らしの再構築”
ライフオーガナイズとは、
モノの片づけだけにとどまらず、
「思考や感情」
「習慣」
まで整えることで、
自分に合った
暮らしをデザインする方法論です。
特徴的なのは、
片づけのスタート地点が
“モノを捨てる”ではない
ということ。
まずは、自分が何を大切にしたいのか、
どんな人生を送りたいのかをじっくり考えます。
たとえば、
「これからはもっと
自分のために時間を使いたい」
と思ったとします。
その気持ちをベースに、
暮らしの中の不要な負担を減らしていく。
モノ、人間関係、時間の使い方…。
必要なものとそうでないものを
“自分基準”で見直し、
理想の暮らしへと少しずつ近づけていくのです。
このアプローチが
年齢やライフステージに関係なく
多くの方に支持されている理由です。
「片づけ」で人生が変わる?
「片づけぐらいで人生が変わる?」
そう思う方もいるかもしれません。
でも、
実際にライフオーガナイズに取り組んだ人たちは
こう話します。
「自分の“好き”や“価値観”がハッキリして、迷わなくなった」
「部屋が整ったら、頭の中もスッキリした」
「自分を責めることが減って、人にもやさしくなれた」
これは決して大げさな話ではありません。
片づけは“見える成果”が出やすい分、
自信にもつながりやすく
小さな成功体験が自分の中に積み重なっていくからです。
GO MONTH 2025で最初の一歩を
そんなライフオーガナイズの魅力を、
もっとたくさんの人に知ってほしい——。
その思いから、私たち
日本ライフオーガナイザー協会(JALO)では、
2025年5月を「GO MONTH」と名づけ、
全国各地でイベントを開催します。
GO MONTHでは、全国のライフオーガナイザーたちが、
それぞれの得意分野を活かした講座やセミナーを展開。
初心者の方でも安心して参加できる内容ばかりです。
例えばこんなイベントが予定されています
“何かを始めたい”けど、
“何を始めたらいいかわからない”という方には、
まさにぴったりの1ヶ月です。
「また一歩を踏み出したい」
自分らしく暮らしたい
そう思ったその気持ちこそが、
変化のはじまりです。
何か大きな決断を
しなくてもいいんです。
まずは、ライフオーガナイズという選択肢を、
あなたの暮らしに加えてみてください。
GO MONTHのイベントは、
そんな第一歩を後押ししてくれる
きっかけになるかもしれません。
さあ、
これからの暮らしを、
もっと楽に、もっと生きやすく。
その第一歩を、
GO MONTH 2025で始めませんか?
※イベント詳細は
日本ライフオーガナイザー協会公式サイト(https://jalo.jp)
および、Instagram(@jalo_lifeorganizer)にて随時更新中!
断捨離やミニマリストの本が立ち並ぶ本屋さんやSNSの情報。
家族のこと、仕事のこと、自分のこと。
忙しい毎日を何とかやりくりしている中で、
「捨てなきゃ片づかない」と思っている方はとても多いもの。
でも、本当に捨てなきゃいけないんでしょうか?
ライフオーガナイザーが提案するのは、
“捨てる”ことよりも“選ぶ”こと
を大切にした片づけの考え方です。
片づけが苦手な理由は「捨てる」への抵抗かも?
モノを手放すことが苦手な方の多くは、
「まだ使える」
「もったいない」
「誰かに悪い気がする」
といった感情。
特に40代・50代は、
モノを大切にする価値観がしっかり根づいている世代。
そんな私たちにとって、
“捨てること”は、
時に罪悪感すら伴うものです。
だからこそ、
最初に意識してほしいのは
「何を捨てるか」ではなく、
「何を選ぶか」。
片づけは、
自分にとって本当に必要なモノ・大切なモノを見極める
“選択”のプロセス
なんです。
「選ぶ」ことは、自分の価値観と向き合うこと
ライフオーガナイズの特徴は、
「思考の整理」
から始めること。
「私はどんな暮らしをしたいの?」
「どんなモノに囲まれていたいの?」
「これからの人生で、大切にしたいことは?」
そんな問いを自分自身に投げかけながら、
暮らしの中のモノ・時間・人間関係を見直していきます。
たとえば、毎朝バタバタしているキッチン。
使いにくい調理道具や、
ほとんど出番のない食器にスペースを奪われていませんか?
それらを「捨てる」ではなく、
「私が気持ちよく料理できる道具を“選ぶ”」
という視点に変えるだけで
ぐっと気持ちがラクになります。
「選ぶ」暮らしがもたらす変化
“選ぶ”ことを習慣にすると、
日々の暮らしにこんな変化が訪れます。
モノが減ることで、探し物が激減
本当に気に入ったものだけに囲まれて、気分が上がる
「自分で選んだ」という実感が、自信につながる
価値観が明確になることで、人生の選択にも迷いがなくなる
40代・50代は、
人生の後半戦をどう過ごすかを見直す大切な時期。
今の暮らしを整えることは、
これからの人生を自分らしく生きるための“準備”でもあります。
あなたが我慢すれば誰も困らないよ
あるクライアントは、クローゼットに
10年以上袖を通してない服を何着も並んでいました。
色褪せ、ほつれ、流行遅れ。
でも、それを手に取るたびに
「まだ使える」
「もったいない」
という声が心の中で響くのです。
捨てるという行為は、
「自分の選択が間違っていた」
と指摘されるようで怖い。
そして、「まだ使える」ものを手放すことは、
「自分の都合を優先している」と、
自責の念で胸がチクチクする。
――彼女はモノを捨てられないのではなく、
「自分を優先してはいけない」という
ビリーフに縛られているのです。
モノが彼女に囁くのです。
「あなたが我慢すればいい」
「あなたがガマンすれば、誰も困らないよ」と。
「選ぶ」暮らしで、自分らしさを取り戻す
片づけは
ただ部屋をきれいにする作業ではありません。
自分の人生を、
自分の価値観で選び取っていく作業です。
「何から始めればいいか分からない」という方は、
ぜひ今日、身の回りの3つのモノの中から
あなたが大切にしたい“ひとつ”を選んでみてください。
たとえば:
よく使うマグカップを3つ並べて、いちばん好きな1つを選ぶ
クローゼットの中から、今日着たいトップスを選ぶ
化粧ポーチの中のアイテムから、“自分に似合う”を基準に選ぶ
「これが私の好き」
「これが今の私にちょうどいい」
そんなふうに、
“選ぶ”感覚を少しずつ積み重ねていくことで
暮らしが自然と整い始めます。
捨てることに疲れた
これからは
「選ぶ」暮らしを始めてみませんか?
私たちライフオーガナイザーは
そんなあなたの選択をサポートします。