今日は、久しぶりにひとり時間をとって、
家の近くのスターバックスに入りました。
いつものホットラテを片手にパソコンを開き、
「何から始めようか」と考えていたその時です。
私の少し離れた席に、
小さな女の子を連れたお母さんが座りました。
女の子は1歳くらいでしょうか。
ずっと泣いていて、お母さんが何をしても泣き止みません。
抱っこしても、あやしても、ただひたすら泣いていました。
お母さんは、終始うつむき加減で、
笑顔ひとつなく、どこか怒っていて疲れ切った表情を浮かべていました。
私はその姿を見て、ふと自分の過去を思い出しました。
「私も、あんな母親だったろうな」
子どもが小さかったころ
子育ても何もかも、全て初めて。
抱っこしても泣き止まない日が続いて、
「もう無理かもしれない」
と思ったことも多々。
周囲に人はいても、
誰も声をかけてはくれない。
むしろ、
「何をしているんだ!」
と、通りがかりのおじさんに叱咤激励され
「通り過がりのあなたに何がわかるんだ・・・」
と、怒りすら湧き、とても傷ついた記憶の方が残っています。
それが本当に辛かった。
一番しんどかったのは、
「自分だけが孤独だ」と感じること。
頑張っても誰にも届かないような、
あの孤立感は、今でも心に残っています。
あの時私が欲しかったのは「思いやりの循環」
今日の
スタバの中にもそんな空気が漂っていました。
まわりには年配の女性や、
子育て経験がありそうな方もたくさんいました。
でも、誰も声をかけようとはしない。
むしろ、少し距離をとるような雰囲気すらありました。
その気持ちも、わかります。
他人の母親や子どもに声をかけることは、とても勇気が要ること。
何かをしてあげたいと思っても、
どうしたらいいかわからないし、踏み込みすぎるのも怖い。
でも私は、小さく微笑んでみました。
「大丈夫」「わかりますよ」と、心の中で言いながら。
それだけのことでした。
でも、そのお母さんは少しだけ深く息を吐きました。
「片づけ」だけではなく、
「人の心や暮らしを整えること」に日々向き合っています。
だからこそ、今日の出来事は、胸に刺さりました。
育児中の孤独や不安は、暮らしの乱れにも直結します。
誰かに頼れない
弱音を吐けない
そんな状況で頑張り続けるのは本当に大変です。
片づけのノウハウも大切ですが、
それ以前に
「思いやりの循環」
を作っていける人でありたい。
そう強く思いました。
声をかけることが難しくても
・少し優しい視線を送る
・笑顔でうなずく
・心の中で「頑張ってるね」とエールを送る
それだけでも、
誰かの心がほんの少し楽になることがあるのではないかと
まとめ:まずは笑顔を向けてみる
この記事を読んでくださっているあなたが、
もし今後、どこかで困っている親子を見かけたら、
何かしてあげたいけどできないと思ったら、
ぜひ、「思いやりの循環」を思い出して
笑顔を向けることは、誰にでもできます。
それがその人の心を支える
「小さな支援」になることもあります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
今日のこの小さな気づきが、どこかで誰かの力になりますように。
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