もっと楽に自分らしい暮らしと人生を
コンサルティング型片づけ支援サービス
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ブログ

実家の片づけライフオーガナイズ

母の夢が教えてくれた“本当の自由”と生き方の選び直し  



長年、私たち親子の関係は

決して良いとは言えませんでした。


たまに帰省して会えばすれ違い、

行動や言葉の端々で互いを傷つけ、

積み重ねた誤解と沈黙はまるで

氷の壁のよう。


その背景には、

幼少期からの長い家族の歴史の中で

繰り返される事実と妄想、

真実と誤解・・・。

それから

母の長年の介護や心の余裕、心身の疲労


そして、私自身の内側での葛藤がありました。




父が脳出血で倒れたのは

私がまだ20歳の時のことです。


それから77歳になる母は、

30年以上にわたり、

1級障害者である父の介護を

献身的に続けてきました。


それは「尊敬」という言葉では片付けられない

凄まじいほどの


“愛と献身”


の人生だったように思います。


と同時に、同じぐらい凄まじい
葛藤があったのです。

引用:少しずつできることをやればいい
病気が教えてくれた「愛情の絆」
広報いちのせきI-style 2012年7月1日号より


↓両親の介護生活を記事にしていただきました。



「お母さんが宝くじに当たって10億円手に入って

さらに!神様が降りてきて

何でも願いを叶えてあげるよって言ったら、

何をしたいの?」




そう伝えたとき、

母はしばらく曇った顔つきで

言葉を失っていました。




出てきたのは


「やりたいことなんて、ないのよ」


そしてポツリと、


「ここの環境が整えばそれでいい」と。




ユネスコや

地域の県立病院のボランティア活動だけが、

彼女が“自分のため”にしている数少ない行動。


でもそれでさえ


「人のため」


だから自分を許せるのだと

私からみて感じていました。




「こんな立場なんだもの。

私はでしゃばっちゃいけないの。

誰かの役に立つ、それが私の価値」



その思考の枠の中で、

母はずっと生きてきたのだと改めて知りました。




そんな母に、

心療内科で心理カウンセラーをさせていただき

さまざまな人生の背景を持つクライアントから

壮絶なストーリーを伺ってきた私が


ユーモアや例えを交えつつ

youtubeをみたりしながら想像を膨らませて

さらに宝くじと神様の

その状況を引き出していくと



小声でポソっと


「ほんとはね、


中村哲医師のように、

未開拓の地で純粋な子供たちと過ごしたい」



海外なんてもういいわ、と呟いていた母の

あまりに意外な言葉に、私は耳を疑いました。




けれどそこに続いたのは、


「本当はね、自分に素直に、

 自然な自分のままでいたいの。」


ポツリポツリと溢れる言葉。


あまりに複雑になりすぎた人生。

晩年は美しい魂と接したい。

その時の母の表情は、

いつもの疲れた顔ではありませんでした。


自分の中から溢れ出る

思いに目を輝かせ、まるで若い頃の母ようでした。



私はハッとしました。

どれだけ母のことを知らなかったのだろう。




ライフオーガナイズの前に記入してもらうアンケートには


「趣味 音楽鑑賞 ガーデニング 料理」


と、自筆で記入。

ハッとしました。

初めてきいた趣味や好きなこと。

そんなことすら知らなかったんだなと。



長い間、思考に縛られ、

空間に縛られ、モノにストレスを感じながら

人生そのものを“誰かのために”生きてきた母が、

自分の“ほんとうの願い”をようやく声に出せた

その瞬間に胸を撫で下ろしました。


今出てこなければ、

きっとずっと聞くことはなかったでしょう。


きっかけは、家の片づけでした。


介護で手付かずだった実家を、

ライフオーガナイザーをさせていただいている私が

整理し始めない?と誘ってみたのです。


母はとても嬉しそうに快諾してくれました。

そして、散らかっていた空間は、

帰省のたびに嫌悪の対象だったはずなのに、

母と一緒に物に触れながら語る中で、

そこに刻まれていた“真摯な生き様”が見えてきました。


物を手放しながら、

自分の価値観や想いにも向き合っていく。


片づけとは、ただ空間を整えることではなく、

その人の「これまで」と「これから」を見つめ直す、

再出発のセッションでもあります。



「終活って、

 何をしたらいいか分からなかったけど、

 手伝ってもらえて光が差しました」


そう母からのLINEのメッセージが届いた時、

心からよかったと安堵し、胸にズシンと重いものを感じました。


私は、親孝行らしいことなんて何もできてこなかった。

それどころか、辛い思いをさせてきたかもしれません。

けれど、今こうして、

少しでも母の心が軽くなるお手伝いができることを

心から嬉しく思います。


“本当はどう生きたいのか?”


人生の最終章にさしかかった母の口からこぼれた、

あまりにも切実で、あまりにも美しい願い。


それを聞けたことで、

私もまた、自分の中にある“無意識の思い込み”に気づかされました。



自由とは、物を捨てて軽くなることでも、

時間があることでもない。


「自分の気持ちに素直であること」



それが、本当の意味での自由なのだと、

母の壮絶な生き方と言葉が教えてくれました。


私たちが本当に片づけるべきなのは、

“部屋の散らかり”よりも、

“自分を縛っている思考”なのかもしれません。



暮らしを見直すなら、今がチャンス!

【参加報告】GO MONTH25  

1年でいちばん「整える」にふさわしい季節って何月だと思いますか?

12月って年末の寒くてバタバタした時期。
なんとなく「やらなきゃ」と気が重くなる大掃除。 

その代わりに、もっと気持ちよく、
自分のペースで暮らしと向き合えるタイミングがあるとしたら何月?

 
 それは、

5月!


2月の代わりに、
5月に
どうせやるなら5月に気持ちよくやりましょ!と
ライフオーガナイザーが整え月間普及活動しています。

そして、
日本全国のライフオーガナイザーたちが中心となり、
「GO MONTH(ゴーマンス)」
というチャリティーイベントも毎年開催しています。


私は、今年度初めて参加。

↓↓↓



 GO MONTHで得られる、4つの価値ある気づき 



この活動に参加することで、
暮らしにまつわる“ただの片づけ”を超えた、
深い学びと行動のきっかけが得られたのでシェアします。

 

1. 暮らしの最適化


 GO MONTHでは、5月に
「暮らしを最適化=ライフオーガナイズ」をテーマに、
講座やワークショップが全国で開催されます。

4月に新年度が始まり、
 GWも終わってなんとなくモヤモヤしていた5月の毎日を、
自分らしく過ごすためのヒントが得られる、
貴重な機会だなと感じました。

片づけや整理整頓にとどまらず、
時間・情報・思考など、
暮らし全体を整える視点が学べるところが
ライフオーガナイザーのミソ部分!


 2. 実践的な学びと行動の促進 


たとえば、
関東チャプター主催の
「使い切る暮らし」をテーマにしたワークでは、
 
  • 「モノ」
  • 「時間」
  • 「気力」

の3つの視点から、
今の自分にとって上手く活かせていないものを洗い出しました。

私は3つのうちの「気力」

「片づかない子どもの部屋を見てがっかりする気持ち」

をうまく処理できずにいたことに気づき、
 “まずは自分のスペースを整えよう”と、

食品棚の整理から始めました。



 整えるとは、他人のためでも見せるためでもなく、
“自分を大切にする時間”なのですね。

 3. 心の整理 


「使い切る」という視点は、
単に“モノを減らす”ことではありません。

 本当に大切なものを選び直すことで、
無意識に抱えていたストレスや不安、
モヤモヤした感情にも気づけるようになることを
実感しました。

心と暮らしの両方が整ってくることで、
日々の選択がスムーズになり、
自分に余裕が生まれていくのですね。

片付けと心の整理、本当に深いテーマです。

 4. 社会的な課題への貢献 


GO MONTHでは、
社会課題にも触れる取り組みもありました。



マスターライフオーガナイザーの
佐藤美香さんによる
「食品ロス」をテーマにしたワークショップでは、 

  • 日本で年間約500万トンの食べられる食料が廃棄されていること、
  •  そのうち半分は家庭から出ていること
  • 私たちは一人毎日おにぎり1個分(年間約40kg)を捨てている
  • 一年で総額36万円捨てていることになる(4人家族の場合)
現実を知ることができました。

 私たちがすぐに出来ることとして、
  • 食材を活かす
  • 冷蔵庫を使いこなす〜入れる・保存・出す〜
  • 今日から始められることを宣言する

手間をなくすための当たり前削減!として
私は

  • お米を3合ずつに分けておく
(毎晩次の日のお弁当を考えながらお米を研ぐ時間が苦痛)
  • コーヒー豆を30gずつに分けておく
(コーヒーを挽く時の一手間を減らしたい)
  • 肉の使用量をカウントしてみる
(買い物の回数を減らしたい)

を宣言!

また、家庭で余った食品を持ち寄り、
必要とする人へ届ける「フードドライブ」、
 食材を無駄なく使って料理する「サルベージ・パーティー」など
誰でも今すぐ始められる活動も教えていただいたので

早速 TABETEに登録して、まだ食べられる食品の
レスキュー隊になりました。

食品ロス削減のためのフードシェアリング
まだおいしく安全に食べられるのに
売り切るのが難しい食事が出品されていて
誰でも今日から、お得に社会貢献!

TABETE(タベテ)はこちら



 「整える」ことは、自分のためだけではなく、
環境や社会へのやさしい一歩にもなるのですね。
そんな視点が薄かった私にとって、いい意識漬けになりました。



暮らしのリスタートって
いつの間にか惰性で回ってしまいがち。 

でも、立ち止まって“今の自分に合った暮らし方”を見直す時間こそが、
人生を豊かにする第一歩だと思いました。
難しいことから始めるのではなく、
自分が普段めんどくさいと先延ばしにしている
「使いきれていないものや時間、気持ち」に気づいて
手間を減らす。

めんどくさいことは継続の敵!(by佐藤さん)
 
 GO MONTHは、「もっと軽やかに生きたい」
と思っている人にこそはじめてほしいと思いました。

「変わりたいけど、何から手をつけていいか分からない」

 一人じゃなくて、
全国にいるオーガナイザー仲間たちと一緒に、
暮らしを整える習慣。 

「今年」から始めてみませんか?

「ライフオーガナイザー®」という専門職が全国でこの活動を広めています。
「捨てる」から始めない思考の整理から始める「人が主役」の片付けコンサル
↓↓↓
公式リンク(https://jalo.jp/go-month/)



「自分を知る」コラボイベント、大成功〜!!

【開催レポート】タロット×ライフオーガナイズ  


〜未来を描き、暮らしを整える1日〜



5月27日、双子座の木星新月という

「新しいことを始める」のに最適なタイミングに

【タロットとライフオーガナイズ】

のコラボイベントを開催しました!



一見ジャンルの違う二つのテーマですが、

どちらも「自分と向き合い、よりよい人生を描く」という共通点があり、
とても相性の良い組み合わせです。


実はタロットリーダーでもある私。
そのタロットの先生が冷蔵庫のオーガナイズを担当しました。
すると自分だけでなく家族も激変したそうです!



ライフオーガナイズパート:思考と暮らしを整える

前半は、ライフオーガナイズについてと、

「利き脳」理論についてお話しました。


タロットの先生のご自宅開催だったので、
実際にオーガナイズした冷蔵庫を見ながら解説。

参加者の皆さまには実際に

【利き脳チェック】を行っていただき、

タイプごとの特徴や、片づけスタイルの違いを

具体的にお伝えしました。


なんと、
今回のメンバーは全員違う利き脳タイプ!
その違いがとてもわかりやすく、
おもしろい会の運びとなりました。

「人生の大きな節目に、

あきさんのライフオーガナイズを受けたことで、

自分の暮らしが一新されました。


自分では気づいていなかった視点を

たくさん教えてもらい、

すべてが新鮮で、

まさに“人生のベース”が整った感覚です。


特に冷蔵庫のオーガナイズをきっかけに、

料理や家事が楽しくなり、

日々の片づけが楽しみになりました。


さらに、息子が料理をしてくれたり、

半年ぶりに自室を片づけ始めたりと、

嬉しい変化も起きています。
利き脳が同じだったこともあり、

自然と片づけのアドバイスもできるようになりました。
何より、片づけを通して


“自分の人生で大切にしたいこと”


に立ち返ることができたのが、

一番の収穫でした。」



ライフオーガナイズは、

単なる片づけではなく、
「自分らしい人生を生きるための土台を整えること」

だと改めて感じさせられるエピソードでした。


またお母さんが変わると
「片づけなさい〜!!」と叱らなくても
子どもも自然に変わる。

そんな家族の循環が起こるのが
ライフオーガナイズです。



タロットパート:10年後の理想の未来を描く


後半は、タロットリーディングの時間。

まずは会の初めにアイスブレークで質問した


「10年後にこうなりたい自分」


をさらに深掘り。


その上で

「10年後のテーマ(イヤーカード)」を読み解き、
「今できること」を

タロット3枚引きで見ていきました。


「え、まさに今の自分に必要なメッセージ…!」
「未来がはっきり見えてきた!」

といった驚きと感動の声が多数。


それぞれの心の中にあった

“ぼんやりとした理想”が

カードを通してくっきりと輪郭を持ち、
「自分の未来を信じて動き出そう」

という気持ちにつながっているようでした。




新しいスタートにふさわしい1日


今回は、星の流れ的にも

「新たなスタート」

にぴったりなタイミングでの開催でした。


“思考の整理”と“未来の明確化”を

同時に体験できるこのコラボ企画は、


「自分の内側にある本当の声」と

「理想の暮らし」をつなぐ貴重な機会となりました。



さらに、
思考と具体的な行動で未来の理想の実現が加速します。

これは、実際に私のクライアントさんに
共通して起こっていること。

不思議な話ですが、
ライフオーガナイズは理想の未来を現実にしていく
そんなエネルギーがあります。


参加者の声(一部)

  • 「片づけとタロットがこんなに相性がいいとは思わなかった!」
  • 「利き脳の話が面白くて、家族にもやってみたいと思いました」
  • 「未来のイメージがはっきりして、できる気がします」   


今回のコラボ企画、
想像以上に内容が深く、
未来が明確化されて大成功で終了しました!


今後も、

ライフオーガナイズと

他分野を組み合わせた学びの場を企画していきますので、
ご興味のある方は、ぜひ次回ご参加ください。


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