【利き脳】育った環境も利き脳も全部違う夫婦
【ブログ】あきの気ままに生きさせてッ!Vol.79
旦那さんと片づけのことで、言い合いになったことはありますか?
「なんでそのままにしておけるの?」
「なんで気にならないの?」
——そう感じたことが一度でもあるなら、それはあなたの感覚がおかしいのでも、相手がだらしないのでもないかもしれません。
ただ、利き脳が違うだけかもしれないのです。
私自身も、だいぶ長い時間をかけてそのことに気づきました。
育った環境が違えば片づけの感覚も違う
私の利き脳は「右右脳タイプ」。夫は「左右脳タイプ」。
高校から家を出て、引越しを11回繰り返した私は、自然と「これは持っていかない」という判断を積み重ねてき
ました。
住まいやインテリアへのこだわりはあるほうですが、持ちモノはどんどん絞られていって、200着以上あった服が今では20着ほど。気づけば1/10になっていました。
夫の育ちはというと、引越し回数は少なく、母親と歳の離れたお姉さんがいる家庭。女性陣がしっかりしていたぶん、自分で空間を整える必要があまりなかった環境です。
趣味はサーフィン、車、読書、ゴルフ、キャンプと多岐にわたり、細々したモノをコレクションするのも好き。
「小言を言われない程度に片づいていれば十分」というスタンスです。
育った環境が違えば、利き脳も違う。利き脳が違えば、空間の感覚も違う。
頭ではそうわかっていても、一緒に暮らすとなるとそんなに簡単な話ではありませんでした。
「家事・育児・仕事」大惨事の時代

結婚当初はそこまで違いを感じなかったのですが、子どもが生まれてから、徐々に状況が変わりました。
家事・育児・仕事のマルチタスクをほぼひとりでこなしながら、自分の機嫌を保つのは本当に難しかった。今思えば大惨事ですが、当時は必死すぎて気づく余裕もなかった。
そのストレスのはけ口が「片づけ」だったのは、結果がすぐ出るから。何かひとつ整えれば達成感が得られる。立て直し方は小さい頃から変わらず、それが私に
とって、一番効果的な手段でした。
空間の感覚のずれは、じわじわ積み重なっていきました。
「なんでこのままにしておけるんだろう」
「どうして気にならないんだろう」
と思いながら、ずっと黙ってひとりで整え続けていた時期。自分を完全に見失っていたと、今なら言えます。
利き脳を知ったら怒りに「間」が生まれた
転機は、引越しとライフオーガナイザーという仕事との出会いでした。
「夫は自分ではない。だから違って当たり前。だからこそ、自分を知ることが大切。」
心理カウンセラーもしていたので、知識として持っていたことが、片づけと利き脳という視点を通じて体重がしっかり乗っかって腹落ちしました。
この気づきは、子育てにもそのまま応用できました。
長男は夫と同じ「左右脳タイプ」。
夫と長男については、こういう流れで進むだろうと思っていたのにひっくり返されることが多く、どこからそのアイデアが来るのか理解できない。人生があらぬ方向に動き出したときは、怒りしかなかった。
でも今は違います。
「相手と自分は、情報のインプットもアウトプットも違う。ただ、それだけ。」
感情がそのまま暴走するのではなく、「違うんだから」と立ち止まれる「間」が生まれました。相手から見れば、私もつかみどころのない感覚で動く「右右脳タイプ」。
今でも「は?なんでそこでそうなるの?」と思う瞬間はありますが(笑)、相手もそう思っているのかも。そんなふうに思えるようになって、それはそれで以前とは明らかに違う。
利き脳は相互理解のための手段です

利き脳を自分の暮らしに取り入れてから、ずいぶん楽になりました。
自分らしい空間の整え方。手放す基準のつくり方。家族それぞれの利き脳を踏まえたコミュニケーション。
片づけは目的ではなく、手段でした。暮らしも人生も、自分らしくキラキラと生きるための。
モノを整えるだけじゃない、利き脳から始まる暮らしのアイデアを、今の自分よりもっと心地よく生きたいと思っている方にたくさん届けていきたいと思っています。
