「今までも捨ててきたのよ・・・」
実家のオーガナイズをしている中で母が何度も口にしたセリフです。
きっと、いや絶対に、父の介護の合間をぬって、
2011年の東北大震災も乗り越えて
想像を絶する努力を重ねて頑張って進めてきたのだと思います。
片付けるというとどうしても「捨てること」を意識しがちです。
では本当に大切なこととは一体なんなのでしょうか?
ライフオーガナイズはハウスオーガナイジング事業です。
家をオーガナイズするとはどういうことなのでしょうか?
「どうして私は片づけができないんだろう」
そう思いながら、何度も自己嫌悪に陥ってきた方は少なくないと思います。
でも、最初にお伝えしたいのは、片づけが苦手なのは性格や努力不足の問題ではないということです。
ライフオーガナイズでは、片づけを「根性」や「我慢」で乗り切るものだとは考えません。
まずは、その考え方から少し見直していきましょう。
片づけは「物」の問題ではなく「人」が主役
一般的な片づけというと
「いらない物を捨てる」
「収納を工夫する」
といった、物や空間に注目した方法を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかしライフオーガナイズでは、物と空間よりも先に暮らし・人生を最適化するに目を向けます。
なぜなら、同じ空間・同じ物量でも、暮らしやすさは人によってまったく違うからです。
「どう暮らしたいのか」
「何を大切にしたいのか」
その人自身を中心に考えることが、ライフオーガナイズの基本です。
ライフオーガナイズの定義
空間や暮らし、人生を俯瞰(ふかん)し、仕組み化する、最適化する技術
俯瞰とは、高いところから全体を見渡すこと。
仕組みとは「ことをうまく運ぶために計画された行動や方法」
最適化とは「ある目的に最も適切な計画を立てて設計すること、またはそのような選択を行うこと」
捨てることから始めない片づけ
片づけというと、「まず捨てなければ」とプレッシャーを感じる方も多いでしょう。
けれど、ライフオーガナイズは捨てることを目的にした片づけではありません。
大切なのは、「何を手放すか」
よりも
「何を選び、残すのか」。
自分にとって必要な物・大切な物を見極めることで、結果として空間も暮らしも整っていきます。
無理に捨てなくてもいい、という安心感が、次の行動につながるのです。
片づけは人生を楽にするための手段

ライフオーガナイズは、部屋をきれいにすることがゴールではありません。
限られた時間とエネルギーを、本当に大切なことに使うための暮らしの技術です。
探し物に時間を取られない、迷いやストレスが減る、毎日の選択が楽になる。
そんな積み重ねが、「もっとラクに、楽しく、もっと自分らしい生き方」というLife Design Lab.の目指す方向性につながっていきます。
では次回は、「なぜ片づけられないのか」という理由を、もう少し具体的に見ていきます。
自分を責める前に、知ってほしいことがあります。