片づけ前に自分を責めていない?
Vol.88 あきの気ままに生きさせてッ!
片づける前に自分を責めていませんか?
スッキリ目覚めた朝、机の上の書類の山を見て
「またこんなに溜めちゃって…」
とため息をついたことはありませんか。
片づけを始める前から、もう自分を責めている。
そんな経験、思い当たりませんか?
実は右右脳の私は、
「使ったものを元に戻すのが苦手」
という特性があります。
なので、机の上や引き出しの中がごちゃごちゃ、はよくあるんです。
「片づけられない自分はダメだ」
「私って本当にだらしない」
――そんなふうに、行動する前から自分にダメ出しをしてしまう。
実はこれ、性格の問題ではなく、多くの人に共通する”クセ”なんです。
「責める思考」の正体
この「まず自分を責める」というクセは
脳が身につけた思考のパターンだと言われています。
「片づけられない=ダメな自分」
というビリーフ(思い込み)が先にあると、
行動を始める前からブレーキがかかってしまうんですね。
私自身、ライフオーガナイズの現場で
たくさんの方のお部屋を拝見してきましたが、
片づけが進まない方の多くは
「やり方がわからない」のではなく
「責めながらやろうとして疲れてしまう」
ケースがとても多いんです。
あるクライアントさんは、
「片づけなきゃ」
と思うたびに過去の失敗を思い出して、手が止まってしまうとおっしゃっていました。
子どもの頃に「なんでできないの」と繰り返し言われた記憶が、大人になった今も心のどこかに残っていることもあります。
自分を責める気持ちは、行動のエネルギーになるどころか、むしろブレーキになってしまうものなんですね。
まさに「やるぞ!」のアクセルと「できない」のブレーキを同時に踏んでいる状態です。
カウンセリングでよく使うNLP(脳のプログラムを書き換える手法)的な視点では、
こうした「責める思考」はただの脳の習慣であり、少しずつ書き換えていけるもの。
つまり、今の自分にダメ出しをしなくても、片づけは始められるということです。
今日からできる小さな一歩
・片づけを始める前に、「今日はこれだけできたらOK」と、ハードルをうんと下げてみる。
・手が止まったときは「私はダメだ」ではなく「今ちょっと疲れているんだな」と、声に出して言い換えてみる。
・片づいた場所が一つでもできたら、「できなかったこと」より「できたこと」に目を向けてみる。
責めることをやめた分だけ、不思議と手が動き出すことがあります。
片づけは、自分を追い詰めるための作業ではなく、もっとラクに、自分らしく暮らすための時間にしていいのです。
さあ、「片づけなきゃ」の前に、「自分を責めなくていい」を、今日から始めてみませんか?
「どうせ私なんて……」