デスクもバッグも絡まない、小さなオーガナイズ効果

みなさん、充電ケーブルってどうしてますか?
スマホやPC周りで、地味〜にストレスになるのが「ケーブルが長すぎる問題」・・・。
バッグの中で絡まるし収まりも悪い。
デスクでだらんと余る、見た目もごちゃつく。
小さなことかもしれないけど、チリつもで積み重なると意外と気分が下がります。
そんな悩みを解決してくれたのが
「 EZO のケーブル」

北海道で生産されている国産アイテムだからEZO。
この見た目がいいでしょう〜!
・・・右右脳の私はこのシンプルな見た目に惚れ惚れします。

充電や転送も高速だし、丈夫にできてるのでグニャグニャしても壊れなそう。
必要な長さにまとめるだけで、デスクもバッグの中も一気にスッキリ。

まさに「小さなオーガナイズが快適さを変える」肌感、
私が変態なのかもしれないけど、こういう感覚が好きなんです。
持ち歩きも快適に|リング付きでいつでもスッキリ
さらに便利なのが、専用リングをつければキーホルダーのように持ち歩けるところ。
充電ケーブルをバッグの奥から探すこともなく、必要な時にサッと使える安心感があります。

ちなみに、私は家の鍵につけてます。


丁寧にモノを選んで、少数でも本当に好きなものに囲まれて生活する。
気持ちいいんですよね。
小さなストレスを減らすことは、暮らし全体の心地よさにもつながります。
まずはなにか、気になるものやよく使うものを、お気に入りものに整えてみることをオススメします!
JALOカレッジ:実務に直結する会員限定プログラム
2022年1月にスタートしたJALOカレッジは、協会会員が学べるオンラインのスキルアッププログラムです。
ライフオーガナイザーに特化した内容で、現場力だけでなく、発信・集客・事業設計までを体系的に学べるのが特長。
2026年も継続開催中で、毎回実務に直結するテーマを扱っているのが痒いところに手が届く感じで絶妙なのです!

生成系AIは“特別な人のもの”ではない
そんなJALOカレッジの2月のテーマは
「販促・広報は“手で作らない”〜LOのための生成系AI活用講座」
講師は以前も学ばせていただいた株式会社はちえん。代表取締役・坂田誠さんでした。

内容盛りだくさん、ぎっしりの知りたいことだらけな180分!
他、
とにかく、面白い内容を実践レベルで学びました。
実は私は、これまで主にChatGPTやCanvaを使用し、GoogleのGeminiを本格的に触ったのは今回が初めて。
「Nano Banana Pro」も存在すら知りませんでした。
それでも、なんと!たった180分の講義でここまで形にできたのです。
特別な才能ではなく、順番と型を知ること。それが結果を左右するのだと実感しました。
「整える」と早くなる
特に印象的だったのは、これまで何時間もかかっていた作業が、体感1分ほどで完成すること。
イラストのイメージを文章化し「Nano Banana Pro」に投げかけると、意図をくみ取ったビジュアルが瞬時に返ってきます。


ライフオーガナイズが“思考を整えることから始まる”ように、AI活用も情報と手順を整えることが鍵。AIに好かれることで検索率も上がりますが、まずはホームページやブログで自分自身のイメージ積み重ねから、と坂田さんも話されていました。地道な積み重ねx AIの躍進的な進歩を使いこなしていくことが販促・広報を軽やかにしていくのだと感じました。
本日は作成した私のイラストで終わりにします。
最近、あらためて感じることがあります。
食べ方や食事中の態度には、その人の本性が表れるということです。
普段はスーツやヒールで人前できちんと振る舞っている人でも、食事の場ではふっと気が緩みますよね。
そのときに出る所作や言葉は、とても正直です。
器の扱い方
箸の使い方
一緒にいる人への気遣い
料理を作った人へのまなざし
そこには、その人の「品格」が滲み出るように思います。
品とは、感謝のかたち

「品格」とは何かと考えた時、私なりにそれは
子どものころ、よく祖母に
だからごはんは残さず、茶碗はきれいに食べるものだ。
それが当たり前だったし、今でもとても大切な食育ではないでしょうか?
食事は、命をいただく時間であり、誰かの手間や思いが込められたものを受け取る時間です。
以前こんなことがありました。
懐石料理の食事の席で、出された料理に対して第一声に
「これ、おいしくないね」
と無意識に口にする人がいました。それも一か所ではなく行く先々で必ず一言物申すところからはじまる
。
その瞬間、その度に場の空気が凍りついたのを覚えています。
好みはあって当然ですが、悪気がないといえども、言葉にするかどうかは別問題です。
たとえお金持ちでも、物質的に豊かでも、逆に際立ってその人の品格や価値観の違いがはっきりと見えるのです。
食事の姿勢は、暮らしにも表れる

たとえ好みの味でなくても、敬意をもって向き合いたいと思っています。
そんな姿勢でいたいと思っています。
実はこの感覚は、片づけにもよく似ています。
それは当たり前かもしれないモノや日常に感謝できているかどうか。
単に整っているかどうかではなく、そんな意識を持てているかどうかがモノを丁寧に扱っているかどうかにつながると感じています。
思考を整えることから始める

ライフオーガナイズは、見た目を整えることをゴールにしません。
まずは自分が何を大切にしたいのか、どんな暮らしを望んでいるのかという「思考の整理」から始めます。
価値観を明確にし、それに合った仕組みをつくることを重視します。
食事に敬意を払うように、暮らしやモノにも敬意を向ける。感謝する。
少し丁寧な気持ちで向き合う。
そうした小さな積み重ねが、穏やかな日常や本当の豊かさにつながっていくのだと感じています。
食事の場も、ものの扱いもその人の“素”が出る場所。
ライフオーガナイズは「思考の整理」から始まる
ライフオーガナイズの最初のステップは、物を減らすことでも、収納を考えることでもありません。
まず行うのは、思考の整理です。
子育て中やワーキングママたちは時間がありません。
こんなことを考える時間すらない。
その後の「選ぶ」「手放す」「配置する」という行動に一貫性が生まれることで
逆に、思考が整理されていないまま行動すると、判断に迷い、片づけは長続きしません。
これは片付けだけでなく、人生の大事な選択でも同じことが起こります。
手法の基本は「選別・仕組み化・維持」
公式テキストでは、ライフオーガナイズの手法を段階的に示しています。
その中心となるのが、
という流れです。
選別では、ついつい「要る・要らない」で判断しがちですが、その方の価値観に基づいて「選ぶ」ことを重視します。
整理では、「使う場所・使う頻度・行動」に合わせて、無理なく戻せる動線や仕組みを整えていきます。
そして維持の段階では、
長い人生、生活の変化に合わせて見直し、調整することを前提としてご提案を考えています。
完成形を目指すのではなく、この柔軟性こそがミソ。
暮らしに合わせて更新していくことが、ライフオーガナイズの考え方です。
プロセスを守るからリバウンドしない
片づけがうまくいかない多くの原因は、プロセスを飛ばしてしまうことにあります。
こうした対処療法的な進め方では、きれいになっても元に戻りやすくなり
片付けが嫌いになるきっかけにもなります。子どもの片付けはこれが出やすいですね。
ライフオーガナイズは、そのお客さまに寄り添った
人の行動や感情を前提に組み立てられたプロセスだからこそ、
無理なく、ラクに長く続けることができるきっかけをお伝えしています。
その代わり、準備段階では結構綿密に特性やクセ・習慣などをお話しいただき、意味あるコンサルの時間を十分に確保します。
片づけは才能ではなく、方法と順番の問題です。
参考文献:一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会 代表理事高原真由美著「ライフオーガナイザー®2級資格認定講座公式テキスト」(2019年)

実家のオーガナイズを進めています。
母はよく
「もうほとんど捨ててもいいと思っている」
と弱々しい声で話します。
でも私は、
「じゃあ、捨てちゃおう」とは言いません。
「捨ててもいい」と口にするときは、
たいてい思考が整理できていないとき。
介護しながらの生活、年齢を重ねると、
考えること自体に疲れてしまうこともあります。
そんなとき、あきらめの気持ちが出るのも無理はありません。
だから私は、受容と共感を大切にしながら、何度もこう伝えて励まします。
「捨てることから始める片づけじゃないよ。
お母さんの生き方がラクになるように、
やりたいことが自由にできる時間が少しでも増えるように、整えるんだよ。」
「何を残すか」が暮らしを決める
〜価値観から考える片づけ〜
片づけというと、母のように「何を捨てるか」に意識が向きがちです。
しかしライフオーガナイズでは、その前に必ず考えてほしいことがあります。
それが、自分にとって何が大切なのか、何を基準に選ぶのかという「価値観」です。
片づけを「選択の連続」と捉え、
その選択を支えているのが価値観であると示されています。
同じ物を見ても、
「必要」と感じる人もいれば、「もう使わない」と感じる人もいます。
これは判断力の差ではなく、価値観の違いによるものです。
例えば、
・思い出を大切にしたい人
・効率や合理性を重視する人
・安心感を得るために物を持っていたい人
どれも間違いではありません。
ライフオーガナイズでは、「正しい基準」を押しつけることはしません。
大切なのは、その人自身が納得できる基準で選んでいるかどうかです。
価値観があいまいだと片づけは進まない
片づけが進まない理由のひとつに、
「どう判断していいかわからない」という状態があります。
これは、捨てられない性格なのではなく、
選ぶための基準がまだ言語化されていないだけ、という場合が多くあります。
テキストにも
「価値観が明確になると、判断は早くなる」
と示されています。
何を大切にして暮らしたいのか。
どんな時間を増やしたいのか。
そうした視点がはっきりすると、物に対する迷いは自然と減っていきます。
片づけは人生の優先順位を整えること
ライフオーガナイズは、単なる整理収納の技術ではありません。
物を通して、自分の生き方や優先順位を見直すプロセスでもあります。
限られた時間と空間の中で、
何を選び、何を手放すのか。
その積み重ねが、日々の暮らしや人生の満足度に直結します。
「何を捨てるか」ではなく、
「何を残したいか」を考える。
それが、後悔の少ない片づけにつながります。
次回はライフオーガナイズの考え方を、
どのようなプロセスで暮らしに落とし込んでいくのかをお伝えします。
知識で終わらせず、継続していくという視点でお伝えできたらと思います。
買いすぎの原因は“脳タイプ”にあり?
日本ライフオーガナイザー協会の公式ブログに私が執筆担当した1月の「利き脳ライブ」が掲載されました。
今回のテーマは、
「教えて!洗剤・ペーパー類の収納場所と方法」と題して意外と増えがちな洗剤やペーパー類の収納場所とその方法を、気機能が全く違う利き脳講座の講師3人で楽しく話しました。
そんなお悩みも、実は利き脳タイプによる行動特性が関係しています。
ライブでは、タイプ別に“なぜ増えるのか”をひもときました。
ブログはこちら↓
利き脳別・続く収納方法と次の一歩へ

そして、ライフオーガナイズでは、片づけがうまくいかない理由のひとつに、
人それぞれ脳の特性が違うという点を挙げています。
これはライフオーガナイザーの公式テキストでも扱われている
「利き脳®」
という、とても重要な視点です。
行動の違いは「脳の特性」から生まれる
人にはそれぞれ、情報の捉え方や処理の仕方、行動の傾向に違いがあります。
細かく計画を立てるのが得意な人もいれば、 全体をイメージで捉える方が動きやすい人もいます。
また、目で見て判断する方が楽な人、言葉で整理した方が理解しやすい人もいます。
どれが良い・悪いではなく、ただ特性が違うだけなのです。
しかし、その違いを無視して同じ片づけ方をすると、無理が生じたり家族間でも片付けを通じて険悪なムードになったりします。
「続かない」のは向いていない方法だっただけ

利き脳とは故・坂野登京都大学名誉教授が提唱する「しぐさ利き脳理論」をもとに、
右脳タイプ?左脳タイプ?何が得意なの?
休みなく働いている脳。みなさんがご存知のように脳は右脳と左脳に分かれています。

片付けや収納に出る利き脳の傾向
あなたはどのタイプでしたか?
自分の脳タイプに合った方法を選ぶと、片づけはぐっとラクになります。
手を組んで、腕を組んで利き脳チェックしてみましょう
利き脳診断はとっても簡単です。
まず両手の指をいつも通り自然に組んでみてください。
どちらの親指が下にきますか?(緑が右手)

次に「アウトプットの利き脳」をチェックします。
腕を組んでみましょう。
どちらの腕が下ですか?(緑が右手)

指も腕も右が下なら右脳タイプ、左が下なら左脳タイプ。
組み合わせで「右右・右左・左右・左左」の4タイプに分かれます。
自分に合う片づけ方を知ることが近道
ライフオーガナイズが大切にしているのは、
「誰にでも合う正解の片づけ方」は存在しない
という考え方です。
だからこそ、まずは自分の脳の特性や行動傾向を知り、
それに合った仕組みをつくることが重要になります。
わが家には二人の息子がいますが、彼らは利き脳が違います。


兄弟でもこんなに違う利き脳別のクセ。
次回は、こうした違いの土台となる
「価値観」と「選ぶ基準」について掘り下げていきます。
何を残し、何を手放すのか。
そこには、あなた自身の大切にしているものが表れます。
一般的には、
といった理由が挙げられがちです。
しかし、ライフオーガナイズでは、これらを単独の問題として捉えません。
実際には、複数の要因が重なり合っているケースがほとんどです。
たとえば、
・情報量が多すぎて判断に疲れている
・生活リズムが変わり、以前の仕組みが合わなくなっている
・「こうあるべき」という思い込みに縛られている
こうした要素は、本人の自覚がないまま、片づけを難しくしています。
片付けられない「5つの要因」

ライフオーガナイズの公式テキストでは、片づけられない理由を以下のような視点から整理しています。
それは、
物・空間の問題だけでなく、人の行動・思考・感情に関わる要因が含まれている点です。
つまり
「やり方が分からない」
「判断基準があいまい」
「行動が仕組み化されていない」
といった、目に見えにくい部分も原因として扱います。
この考え方を知ると、
「頑張りが足りなかった」のではなく、
「合わない方法を続けていただけ」
だったことに気づく方がとても多いのです。
原因を知ることが、片づけを前進させる
片づけを始
めようとすると、すぐに「行動しなければ」と思いがちですが、
ライフオーガナイズでは、行動の前に理解を重視します。
原因を知らずに片づけをすると、
一時的にうまくいっても、生活が変わった途端にリバウンドしてしまいます。
それが、「何度やっても続かない」という経験につながります。
まずは、自分がどの要因に影響を受けやすいのかを知ること。それが、無理なく続く片づけへの第一歩です。
次回は、こうした違いが生まれる背景として、
について見ていきます。
「自分に合う片づけ方」が見えてくる回です。
「今までも捨ててきたのよ・・・」
実家のオーガナイズをしている中で母が何度も口にしたセリフです。
きっと、いや絶対に、父の介護の合間をぬって、
2011年の東北大震災も乗り越えて
想像を絶する努力を重ねて頑張って進めてきたのだと思います。
片付けるというとどうしても「捨てること」を意識しがちです。
では本当に大切なこととは一体なんなのでしょうか?
ライフオーガナイズはハウスオーガナイジング事業です。
家をオーガナイズするとはどういうことなのでしょうか?
「どうして私は片づけができないんだろう」
そう思いながら、何度も自己嫌悪に陥ってきた方は少なくないと思います。
でも、最初にお伝えしたいのは、片づけが苦手なのは性格や努力不足の問題ではないということです。
ライフオーガナイズでは、片づけを「根性」や「我慢」で乗り切るものだとは考えません。
まずは、その考え方から少し見直していきましょう。
片づけは「物」の問題ではなく「人」が主役
一般的な片づけというと
「いらない物を捨てる」
「収納を工夫する」
といった、物や空間に注目した方法を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかしライフオーガナイズでは、物と空間よりも先に暮らし・人生を最適化するに目を向けます。
なぜなら、同じ空間・同じ物量でも、暮らしやすさは人によってまったく違うからです。
「どう暮らしたいのか」
「何を大切にしたいのか」
その人自身を中心に考えることが、ライフオーガナイズの基本です。
ライフオーガナイズの定義
空間や暮らし、人生を俯瞰(ふかん)し、仕組み化する、最適化する技術
俯瞰とは、高いところから全体を見渡すこと。
仕組みとは「ことをうまく運ぶために計画された行動や方法」
最適化とは「ある目的に最も適切な計画を立てて設計すること、またはそのような選択を行うこと」
捨てることから始めない片づけ
片づけというと、「まず捨てなければ」とプレッシャーを感じる方も多いでしょう。
けれど、ライフオーガナイズは捨てることを目的にした片づけではありません。
大切なのは、「何を手放すか」
よりも
「何を選び、残すのか」。
自分にとって必要な物・大切な物を見極めることで、結果として空間も暮らしも整っていきます。
無理に捨てなくてもいい、という安心感が、次の行動につながるのです。
片づけは人生を楽にするための手段

ライフオーガナイズは、部屋をきれいにすることがゴールではありません。
限られた時間とエネルギーを、本当に大切なことに使うための暮らしの技術です。
探し物に時間を取られない、迷いやストレスが減る、毎日の選択が楽になる。
そんな積み重ねが、「もっとラクに、楽しく、もっと自分らしい生き方」というLife Design Lab.の目指す方向性につながっていきます。
では次回は、「なぜ片づけられないのか」という理由を、もう少し具体的に見ていきます。
自分を責める前に、知ってほしいことがあります。
片付けは「やり直し」ではなく「見直し」

それなのに、気づくと中が煩雑になっている。
一枚目の写真は、まさにそんな状態でした。
でもこれは、片付けが苦手だから起きたわけではありません。
ライフオーガナイズは、考える、分ける、収める、見直すのステップ進みます。
片付かない理由は「人・物・空間」で整理する

だからこそ、見直す時こそ、
自分の傾向や習慣、クセがどんななのか分析するチャンス。
どうやって分析するかというと
ライフオーガナイズでは「片付けハードル分析ツリー」を使い
片付かない理由を【人・物・空間】の三要素で分解します。
特に多いのが「人」の要素。ここがライフオーガナイズの特徴であり面白いところ。
思考や感情、行動や習慣、環境との関係など、実は目に見えない部分が大きく影響します。
今回の引き出しでは、文房具や気軽に買えるペン、瞬間接着剤、とりあえず入れた外国の小銭など、イレギュラーに入ってくる物が多いことが分かりました。ところが、それらを受け止めるための場所が用意されていなかったのです。また、いつも使うメガネを置いていく定位置もありませんでした。
実は多い「片付けられない5つの要因」
このような状態の背景には、次の5つの要因がよく見られます。
・物量が多い
・空間の使い方に問題がある
・片付ける順番が間違っている
・自分に合った方法ではない
・目的がわからない、基準が曖昧
今回は特に、
「気軽に買ったペンの定位置が決まっていない」
「イレギュラー専用の居場所がない」
この3点が重なり、引き出しが迷子状態になっていました。
見直したら、引き出しはちゃんと応えてくれる

イレギュラー用のセクションを作ったのが三枚目の写真です。
片付け行動とは、不要な物を管理し、分類し、定位置を決め、戻し、整える一連の行動。
これは心理学の分野でも整理されている概念です。
片付けは、きれいにするためだけのものではありません。
迷いを減らし、行動をラクにし、
自分らしい暮らしを取り戻すための習慣です。
引き出しが整うと、思考も整う。
片付けは、ラクに、楽しく、自分らしく生きるための
日常に取り入れられるウェルビーイング:よく在ることのための一歩なのです。
あなたはこんなことで困っていませんか。
もし一つでも思い当たるなら、それは時間の問題ではなく、
心からのサインかもしれません。
「忙しい」の正体は、時間不足ではない

私たちは一日24時間という同じ条件で生きています。
それでも、
余裕を感じる人と常に追われている人がいるのはなぜでしょうか。
私は、時間の悩みを「管理不足」ではなく「選択の曖昧さ」と捉えます。
自分にとって大切なことが見えなくなると、
優先順位がつけられず、他人や環境に時間を明け渡してしまうのです。
思考を整理すると、時間は戻ってくる
時間を増やすことはできませんが、取り戻すことはできます。
その鍵が思考の整理です。
ライフオーガナイズでは、物や空間と同じように時間も思考を整理し価値観を明確にしてから、
出して収める、見なおすと、頭の中は驚くほど整うとお伝えしています。
もうやみくもにすべてを完璧にこなそうとしなくていいのです。
今の自分に必要なことを選んで行くことで、自分を大切にする時間を生み出すのです。
時間をうまく使えるようになるために今日できること

クライアントの「ハッ!」という表情がすべてを物語る

15年間、クリニックで多くのクライアントの悩みを聴いてきました。
トラウマ、親子関係、お金の不安。内容は違っても、共通しているのは
「こうしなければならない」
という思い込みに、がんじがらめになっていることです。
「まずは、どうなりたいかを考えてみましょう」と伝えたとしても、
「そう思ってはいけない」
「望んではいけない」
と、無意識に願望へ禁止令を出している人は少なくありません。
その状態では、自分を大切にすること自体がとても難しいのが現実です。
自分を大切にできないと、人は無意識に周囲を変えようとします。
「親が悪い」
「夫が理解してくれない」
「子どもがどうしようもない」
でも、自分が変わらないまま他人を変えようとするのは、正直に言って無謀です。
衝突や分断を生み、状況はさらに複雑になります。
「変わらなきゃいけない」と思うほど人は動けなくなる

本当は変わりたい。でも実は、無意識では変わることが嬉しくないのです。
なぜなら、これまで十分すぎるほど頑張ってきたからです。
「ここまでやってきた私が、まだ変わらなきゃいけないの?」
そんな不公平感や悔しさが湧くのは、とても自然な反応です。
だからこそ、人は「変わりたいのに、どうしていいかわからない」状態に陥ります。
このとき必要なのは、努力を否定することではありません。
「変われない私」ではなく
に気づくことです。
人生も暮らしもリバウンドしない
ライフオーガナイズも心理学も、脳科学や人の特性に基づいた“科学的アプローチ”です。
ネガティブなループから抜け出せないのは、意志が弱いからではありません。
自分に合わない方法を、無理に続けているだけなのです。
誰かの価値観をなぞる。
正解そうなやり方を我慢して続ける。
その積み重ねが、無意識を疲弊させ、フリーズさせてしまいます。
だからこそ最初に必要なのは、
「頑張ってきた自分を認め、ほめること」。
そこから「自分の価値観」で考えるスタートが切れます。
変わることが、怖いことではなく、楽しいことだと無意識が理解したとき、
人は自然に自分を尊重できるようになります。
そして不思議なことに、自分を尊重できる人ほど、周囲の人も理解し、大切にできるのです。
その瞬間に現れる、クライアントの「ハッ!」という表情。
あの一瞬に立ち会えることが、私にとって何よりの喜びです。
昭和初期の家から知った「片付く家」の本質

実家のオーガナイズを進めているんですが、これが学びが多いのです。
曾祖父母が暮らしていたのは昭和初期の家。
改めて向き合い、しくみの違いに気づきました。
その住まいは、現代の住宅とはまったく異なる構造ですが、日本の暮らしと気候風土に非常によく適応した「合理的な仕組み」を備えていたことに驚かされます。
日本の気候と暮らしに最適化された昭和初期の住まい
まずは構造の仕組みです。
当時の曾祖父母の木造住宅には基礎がなく、石の上に柱を立てる軸組構造でした。
基礎がないって、すごいでしょ。
この家、東北の震災でも倒れたり壊れたりしなかったのです。
なぜでしょうか?
それは、釘を使わない工法なので、揺れを吸収すようです。
そして、もう一つ驚いたこと。
近所から家ごと丸太を下に敷いて、家をのせて転がして引っ越したと言うのです。
(ちなみに、工務店を営む友人によると、今その方法で引越しすることは不可能ではないようですが、
何千万も費用がかかるそう。)
すごいですよね。
基礎がないので床下には空間があり、高温多湿な日本の気候に対応するための工夫がなされていました。
畳や障子、襖といった仕切りは、調湿・断熱性に優れ、夏は涼しく、梅雨時でも比較的快適に過ごせたたようです。
一方で冬の寒さには弱く、火鉢や掘りごたつ(練炭が熱源、気をつけないと焦げたりやけどしたり)など、生活の知恵で補っていました。
部屋はすべて畳敷きで、家具は最小限。布団を押し入れにしまえば、寝室は客間にもなり、空間の用途を柔軟に変えることができました。
暮らしに合わせて空間を使いこなす、非常に可変性の高い住まいだったのです。
「あなたが悪い」のではなく「間取りに余白が取れていない」

また、昭和初期の家と現代の家では、間取りの仕組みも大きく異なります。
特に象徴的なのが「土間」や「縁側」といった中間領域の存在です。
これらは屋内と屋外を緩やかにつなぎ、空間的にも心理的にも“余白”を生み出していました。
土間は日差しを遮り、冷たい空気を取り込む役割を果たし、野菜や頂き物などの一時置き場としても活用されていました。
現代の住宅では、このような余白や中間領域がほとんどなく、「とりあえず置いておく場所」が確保しにくくなっています。
結果として、物が溢れ、散らかりやすくなるのです。
西洋由来の間取りが生んだ日本人の暮らしとのズレ

戦後、日本の住宅は急速に西洋式の間取りを取り入れました。
フローリング、ダイニングキッチン、クローゼットといった変化は合理的である一方、
靴を脱ぐ文化、四季のある暮らし、行事や家族構成によって物量が変わる日本の生活には、必ずしも合っていませんでした。
畳と押し入れを前提とした暮らしから、ベッドと用途固定型の空間へ移行したことで、
「収納はあるけれど使いにくい」
「戻すこと自体が負担になる」
「使える空間が狭い」
と感じる人が増え、片付かない原因を自分の性格の問題だと捉えてしまいがちになったのです。
ライフオーガナイズとの関連性


みなさん、嫌いな家事って何ですか?
家事の中でも「嫌いな家事ランキング」で常に上位に入るのが、
トイレ掃除やお風呂掃除。
ちなみに私は、アイロンがけが一番苦手です……。
そして意外と多いのが「洗濯」。
特に「洗濯物をたたむ」が嫌い、という声は本当にによく聞きます。
うん、正直に言います。私も、たたむの嫌いです。
干すとたたむの間に問題が

洗濯って、
「洗う・干す・取り込む・たたむ・しまう」という一連の流れで成り立っています。
でも、実は問題が起こりやすいのは
「干す」と「たたむ」の間。
ここに落とし穴があるんです。
洗濯は作業ではなく流れ洗濯物を取り込んだあと、すぐにクローゼットへしまいますか?
多くの場合、部屋に吊るしたままになったり、
ベッドやソファの上に置きっぱなしになったりしますよね。
これが続くと、部屋は整わないし、気持ちもどんより。
ここをどうシンプルにするかで、家事の負担は大きく変わります。
「作業」ではなく「流れ」で考える
ライフオーガナイズでは、
家事を「作業」ではなく「流れ」で考えます。
点ではなく、動線として捉えるということ。
洗濯も、次の行動が自然につながるように配置を整えるだけで、
無理なく完結するようになります。
一時的に吊すという余白

一時的に吊るす場所の確保おすすめなのは、
干す場所の近くに「洗濯物の一時吊るし場所」をつくること。
鴨居やドアに掛ける方法、山崎実業のTOWERなどの専用グッズ、室内物干し……正直、私もいろいろ試しました。インテリアデザインを仕事にしていた頃は洗面所に電動昇降洗濯物干しを取り付けてみたり。
思い出してみてください。
昔の日本家屋にあった「縁側」は、実は理想的な洗濯動線のヒントなんですよね。
取り込んで、少し置いて、次の動作につなげるための余白の場所だったんですね。
なるべくシンプルに一直線に

「洗濯物の一時吊るし場所」は
できるだけ一直線。
ベランダ干しなら寝室に一時的に吊るす場所、
浴室干しなら脱衣所から収納までの間に吊す場所確保がラク。
洗う→干す→取り込む→しまう。
この流れがシンプルになるほど、洗濯は短時間でストレスなく終わります。
「どう暮らしたいか」を基準に動線を整えること。
それがライフオーガナイズの視点です。
洗濯動線を見直して、毎日の家事に余白を作ってみませんか?

今日は実例・実話つぶやきっぽくお伝えします。
私の周りでは実家の片付けが現実的な課題として浮上してくる年代になりました。
自分の家庭や仕事で精一杯の中、実家のことまで手が回らない――
そう感じているワーキングマザーも多いのでは。
親との関係がうまくいっておらず、手伝うこと自体に抵抗がある方もいるかもしれませんね。
私自身も昨年から、80歳を目前にした両親の家、父の実家・曾祖父の家のライフオーガナイズに取り組み始めました。
そこで改めて痛感したのが、代々受け継がれるものと感情の整理、介護、そして両親の体力・環境管理の難しさです。
片付けを進める中で見えてきたのは、
大切なのは理想論ではなく、「今の暮らしに本当に合った進め方」を選ぶこと。
そのためのサポートこそが、必要なのだということでした。
「どう生きたいか?」を現実ベースで言語化する

今回、我が家の実家片付けで大切にしたテーマは、次の3つでした。
・物量の多さによるストレスから解放されたい
・家族の歩んできた軌跡を大切に残したい
・寝たきりの父が育った家としての思い出を守りたい
実は、最初からこれほど明確なテーマがあったわけではありません。
冷蔵庫の片付けから始めた当初は、母は目の前のことをこなすだけで精一杯でした。
毎日の介護と家事に追われ、自分自身の価値観すら曖昧なまま。
何を大切にしたいのか、どうしたいのかを考える余裕はありませんでした。
そんな中、ライフオーガナイズとカウンセリングで
「思考の整理」と「価値観の明確化」を重ねていくうちに、
これまで言葉になっていなかった母の
「本当はこう暮らしたい」という想いが、少しずつ浮かび上がってきたのです。
一方で、介護をしながらの生活には「気持ちはあっても、体力が続かない」という現実があります。
だからこそ、理想を押し付けるのではなく、今できる範囲で、何を大切にし、無理せず何を叶えていくのか。
そこを一緒に整理することから、片付けを始めました。
「捨てる」から「何を残したいか」へ視点を切り替える
我が家にあるのは、三世代分の家財。
今回は、そのうち昭和初期に建てられた曾祖父母の家で生前整理の専門業者の方と現地打ち合わせを行いました。

調査当初は業者さんも
「これは処分ですね」
「これは残しましょう」
というように、一般的な判断基準で話が進んでいました。
しかし、対話を重ねるうちに、判断の軸を切り替えることに。
捨てる物を探すのではなく
「これは残したい」
と思える物を、先に選ぶという方法です。
家族が大切にしてきた調度品。
芸術作品の数々。
父の幼少期の記憶につながる品々。
これからも手に取り、触れていたい物。
残したいと感じる物。
母の口から自然と溢れてきたのは、
「捨てたい」という言葉ではなく、
「大切にしたい」という想いでした。
そこにあったのは、父への感謝、
そして父へと紡いできた亡くなった御先祖様への感謝でした。
不思議なことに、残したい物が明確になると、
手放す物も自然と見えてきます。
何を選び、何を残すのか。
その主役は、あくまでも“本人”です。
作業は「2時間が限界」と決め、環境を整える
体力面を考慮し、作業は1回につき2時間までと明確に決めました。
長時間がんばることよりも、「無理なく続けられること」を最優先にしたのです。
作業時間の長さだけでなく、
・途中で必ず休憩を入れること(つい勢いで継続しがち)
・次回はいつ、どこを行うのかを事前に共有すること
・終わった後に疲れを残さない動線、安全を考えた環境を整えること
こうした“作業そのもの以外の環境づくり”にも、しっかり時間をかけました。
無理をしない。
頑張らせない。
一緒に作業できる状態を整えることが、結果的に遠回りのようでいて、いちばん確実に前に進む近道だったと感じています。
まとめ|親の片づけは「生き方の総まとめ」、そして暮らしを守るサポート
両親のライフオーガナイズに取り組んでみて感じたのは、
必要なのは片づけの技術以上に、「どう寄り添うか」だということでした。
今の体力。
それらすべてを尊重しながら整えていくこと。
それこそが、本当の意味でのシニアのライフオーガナイズなのだと思います。
実家のライフオーガナイズは、これで終わりではありません。
暮らしと人生に合わせて、これからも少しずつ続いていきます。
マインドフルネスとしての片づけの力
そんな経験はありませんか。
実は片づけは、マインドフルネスや瞑想とよく似た働きを持っていると言われています。
今回は、片付けが心や思考にまで影響を与える力についてお伝えしたいと思います。
マインドフルネスとDMNの関係
東京マインドフルネスセンターで「マインドフルネスストレス低減法」を学んでいたことがあります。
マインドフルネスは、数千年の歴史を持つ瞑想に由来する考え方で、
「今この瞬間」に意識を向けることを大切にします。
一方、私たちの脳には「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」と呼ばれる状態があります。
DMNは、脳が無意識に活発になる脳のネットワークの働きで、ぼーっとしている時や、何にも意識を向けていない時に活性化するそうです。
それが過剰に活動すると、過去の後悔や未来への不安など、雑念が次々と浮かぶ原因とも言われています。
このDMN思考が止まらず、ぐるぐるとネガティブな考えに支配されがちになります(反芻思考)。
しかもDMNは、60〜80%と脳のエネルギーの多くを消費するため、知らないうちに心も脳も疲れてしまうのです。
片づけが「今ここ」に戻してくれる理由
では、なぜ片づけをすると心が軽くなるのでしょうか。
それは、片づけに集中している時間が、
自然とマインドフルネスの状態に近づいているからだと考えられます。
マインドフルネスの状態とは過去や未来から離れて今に在ることで
「脳が休息している状態」と言われています。
例えば、何かに夢中になっているとき、
時間があっという間に過ぎ、余計なことを考えていない感覚になることがあります。
片づけも同じで、目の前のモノと向き合い、手を動かすことで意識が「今ここ」に戻り、DMNによる雑念から一時的に離れることができるのです。
ライフオーガナイズがもたらす心の整理

ライフオーガナイズでは、ただモノを減らすのではなく、「自分にとって何が大切か」を考えることを重視します。このプロセスは、思考や感情を整理する時間そのものです。
Life Design Lab.
整う暮らしを愛する整理収納コンサルタント「もっとラクに無駄なく楽しく」をその人らしい暮らしを応援します
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